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IMG_2848.jpg登り始めてすぐ振り返ると日本海の海岸線沿いがくっきり。

生まれ育った金浦の港もくっきり見える。

何度も何度も振り返りながら足を進める。

自分にとってこの鳥海山は特別な山である。

高校まで自宅の窓から日々眺めていたし、小学に上がる前から何度も何度も連れてきてもらった山だ。

雪のある時期に登ったのは今回が初。


それより最後に登ってからもう10年以上も経つ。IMG_2858.jpg

以前登ったコースと違うのか、雪があるせいなのか、頭に残っている景色とダブらない。

しばらくするとダブらない理由も分かってきた。こんな天気は経験したことがない。それぐらいの良い天気だ。

北の仁賀保高原の風力発電、象潟の九十九島、日本海には飛島が、その先の日本海までくっきり。朝鮮半島まで見えそうな勢いだ。

さて登りは風が吹かないので暑い。早くも汗がタラ~り。


しかし一面の雪。御浜小屋までの登りはまさに雪原だった。スケールが大きい。もうここでそんな感じがした。

登り始めて2時間弱で御浜小屋に到着。目を疑った。見慣れた小屋の周りに雪が…。
ニッコウキスゲやチングルマを見た湖畔は完全に雪で覆われていた。スゴイ。鳥海のこういう景色は初めてだ。

IMG_2875000.jpg小休止を終え歩き出すと、新山(山頂)が見えてきた。

おぉ~。ここから見る景色は夏と色こそ違うが同じだ。
ただ夏に見る緑と土色が雪に変わっているのが不思議に感じる。

ここからは少し滑り下った。
感触を確かめながらじっくり初めての鳥海を滑る。何か緊張する。すぐに千蛇谷への大トラバース。

我慢仕切れず谷へ滑り込む皆々。自分もつい滑り込んでしまう。



IMG_2893.jpg





























IMG_2921.jpg



























その後はじっくりまた登り始める。山頂が近づいてくる頃滑り降りてくる人も多くなってきた。

我々が目指すは「北面」。一体「北面」って何処なんだろう?近づいていくにつれ色々説明を受ける。

山頂小屋を見ながら北へ向かい出た先は…。

IMG_2924.jpgIMG_2944.jpgIMG_2968.jpg









ここってもしかして?まさか?そこだった。実家からよく見える山頂直下の北面。

岩が出ていて取り付きが難しい。今日で鳥海5日目のMTBさんのリードのもと岩場を渡る。緊張が走った。皆真剣そのもので進んでいる。そりゃそうだ。凄い高度感と歩きづらい斜面は一歩間違うと命取りになるだろう。

でもここを通過するととんでもない景色の斜面へ出た。

凄い。凄すぎる。誰も滑っていない大斜面。


STD_2990.jpg




























IMGP2855.JPG
次々と滑り込む。思いのほかスピードが出る。
これだけ広いと斜度感が麻痺してしまうようだ。

慎重に滑るがあちこちに難しいのが潜んでいる。

少し斜度が緩くなってから山の裾を見ながらガンガン滑る。

完全に逝ってしまった。






IMG_3093.jpg
尾根沿いに出てから握手しあったり、大きな声を上げたり…。
感動だった。

こんなスケールってあるのだろうか?
感動で涙が出てきそうに…。
この斜面、言葉に出来ません。


乾杯しながら滑った斜面を見上げる。

もう「凄い」としか…。


IMG_3102.jpg













ブルーラインのゲート閉鎖の時間もあるので先を急いだ。IMG_3152.jpg


歩き出す前に北面にお礼をしていたら、やますきーおさんも同じタイミングで北面に手を合わせお辞儀をしていたのが印象的だった。






さてシールを付けて歩き出す。


IMG_3146.jpg
IMG_3133.jpg















IMG_3148.jpg











先に行った人がまるで砂漠を歩いているかのスケール。一面の雪原。

更に稜線へ出るために板を担いで登るさまは日本ではないような感じがした。

稜線へ出て滑り出すとそこに待っていたのはまたも西日でキラキラ光る日本海と飛島だった。ここからは日本海へ向かって滑り込む。


IMG_3167.jpg



























この開放感。鳥海って、スキーってこんなにまで自分を狂わすのか…。良かった。


最後は大平山荘付近へ出てしまい藪こぎしながらの下山。
IMG_3172.jpg
汗まみれになりながらも凄い充実感。


ブルーラインを秋田側に下り鶴泉荘にて滑った北面を眺めながら汗を流した。

北面は西日を浴びてピンク色に染まりかけていた。

とても満足なひとときはシーサイドホテルに続き、日本海の波の音を聞きながら深夜まで飲んだ。



ポチっとな!   応援ありがとうございます



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長いレポ読んでいただきありがとうございます
気持ちが冷めないうちにとざっと記してみました。

今回一緒に行った
やまとそばさんやますきーおさんのブログもご覧ください

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無題
はじめまして。
サブスリーランナーです。
スキーしたことありません、スポーツマンですね。
とっきゅう URL 2008/05/10(Sat)18:16:40 編集
無題
湯殿山、鳥海山の山スキー報告は、印象深い写真と共にさんぽさんの感動が余すところなく伝わって着ますね。
酔~いどん 2008/05/10(Sat)19:56:31 編集
最高~
昨日はお世話様でした。
本当に、最高でしたね!
明日の鹿沼さつきマラソン、宜しくお願いします。
やまとそば 2008/05/10(Sat)19:57:30 編集
無題
>とっきゅうさん
コメントありがとうございます
サブスリーランナーですか?凄いっすね
スキーもいいですよ。機会があったら是非

>酔~いどんさん
何でしょう、こういう感動って?
ずっと会ったことない母に会った時味わうようなそんな感じだと思います。

>やまとそばさん
楽しかったですね~♪
反省会もまたGoo!でしたね。
来シーズンまた感動しに行きましょう!
さんぽ 2008/05/11(Sun)19:50:01 編集
無題
鳥海山は素晴らしいですね。私は以前3月に行きましたが、この時期だと厳しい山でした。
今年の5月は北アルプス日帰りの強行軍でした。
Hocke URL 2008/05/11(Sun)22:44:10 編集
鳥海最高~~~♪
新山直下の北面に立ち、
麓からの新緑と大斜面と裾野の雪田に酔いしれました。。。

楽しいお仲間さんと、大斜面を滑ることができ最高の一日でした。。。

感謝’感謝です~~~ 次回もよろしくお願いします。。。
yoko 2008/05/12(Mon)00:02:35 編集
無題
>Hockeさん
ブログ見ました。GWは予告通り北アルプス滑ってたんですね!
素晴らしい写真でした。
いつか一緒に滑りに行きたいですね
安中遠足の黄(肛)門さまはハマってましたよ

>yokoさん
お世話になりました
美味しいサラダや炒め物、あそこで食べれるとは思ってもみませんでしたよ。
鳥海大斜面も最高だったですね
こちらこそ今後もよろしくです。
さんぽ 2008/05/13(Tue)06:42:27 編集
感動でした!
レポで振り返るとまるで物語のようでした。感動、余り無しって感じです。
楽しかったです、本当に最高でした!
また来シーズンも一緒にCandoできればいいっすね~今後とも山スキ初心者、よろしくお願いします。
タネ屋 2008/05/14(Wed)12:44:22 編集
>感動でした!
>タネ屋さん
驚いたのは山の展望もそうですが、タネ屋さんのバランスと体力。
とても初の山スキーとは思えませんでした。
これからドンドン一緒に行きましょう
さんぽ 2008/05/14(Wed)22:49:06 編集
お世話になりました。
○野さんと飲んで今帰りました。味のある文と写真拝見しました。腕の日焼けも治りまた行きたくなりました。
テンプラ野郎 2008/05/20(Tue)21:06:43 編集
最高のフキノトウ
>テンプラ野郎さん
いつも美味しい料理をありがとうございます
鳥海でのフキノトウの天麩羅は最高でした。
スキーも感激しました。
あぁ~こんないい景色でスキー出来るっていいっすよねぇ。スキーやってて良かった。
また一緒に連れて行って下さい
さんぽ 2008/05/21(Wed)21:06:47 編集
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