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5/20に行った訓練ですが、非常にためになるものでした。
尾根から滑落した遭難者を救助し安全な場所まで運ぶ内容でしたが、仲間の滑落役(体重の軽い者)がリアルに滑落していく様子を見て一瞬空気が張り詰めた。
勝手が分からない。どうすればいいのか?黙り込んでもラチがあかない。「訓練だから失敗してもいいんだ、そのための訓練だ」と言われ固さがとれ動き出す。
リーダーを選定し、緊急事態発生の発声後、遭難者の介助、怪我の具合の確認、各自の装備を確認、引き上げシステムの構築、引き上げ、搬送と実際やってみると非常に難しい。
引き上げの際、私は救護者を担いで登ったが急な斜面は思うように登れない。救護者役は背中でリアルに痛いと騒ぐので力任せにも動けない。
実際の救助となると天候も良くないし状況はこれよりも悪いはず。今回教わったシステムも今になると大分忘れてしまっているし、いろんなケースに対応するには定期的に訓練が必要だと訓練を通じ参加者全員が感じました。そう、楽しく安全な山遊びをするために。
(記事の写真はザックを逆さにしシェリンゲで救護者と担ぎ手を固定しザイルを使い引き上げの様子。ちなみに担ぎ手は私です)
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