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大分遅くなりましたが週末のレースです。
ようやくこの日が…。
楽しみにしていた「エンデュランスランOSJハコネ50K」に参加してきました。
初のトレイルレースということもあり自分の力が参加者中どの程度なのか分からず、「始めはゆっくり行けばいいや」ぐらいでスタート位置を最後方にとったのが大間違い。結局この位置が最後まで響いた気が…。
興奮しているスタート前、周りの選手の会話が耳に入ってきました「今まで最高走って10kmだよ」など。えぇ!!一瞬耳を疑った。この辺にいる人って…、何?格好はすごく…、ぇぇ??
号砲が鳴りゆっくり歩くようにスタート。縫うように前に進むがトレイルに入る手前で大渋滞が。全く動かない。終わったかな?と思うぐらいの渋滞タイムは40分以上。
ようやく登り始めても走れない、それどころか速く歩けない。1時間ぐらい経ってようやく走ったり出来るようになったが、シングルトラックはすぐ小集団になりなかなか抜けない。心拍数も落ち着かないしイライラし出す。落ち着け!
タイムはもういい。楽しもう。そう思うことにし前のランナーに付いていくことにした。
タイムはもういい。楽しもう。そう思うことにし前のランナーに付いていくことにした。
景色はさすがに素晴らしい。明神ヶ岳から金時山を見ながらの下りから除々にペースがつかめてきた。
トレイルランの楽しさを感じられるようになり、このレースに参加出来ている幸せを感じられる。
金時山山頂で水とコーラを購入し、水500mlはハイドレーションに給水し、コーラをガブ飲み。富士山の景色がとても良く、しばらくゆっくりしたかったがロスタイムを少しでも縮めたかったので先を急いだ。
トレイルランの楽しさを感じられるようになり、このレースに参加出来ている幸せを感じられる。
金時山山頂で水とコーラを購入し、水500mlはハイドレーションに給水し、コーラをガブ飲み。富士山の景色がとても良く、しばらくゆっくりしたかったがロスタイムを少しでも縮めたかったので先を急いだ。
13:00封鎖の第一関門は11:00頃通過。シューズを脱ぎ、足を軽くマッサージ。少し食べておこうとザックからカロリーメイトやパンを出し食べたがモサモサし美味しくない。水で流し込みさっさと先を急いだ。
犬伏峠を越えた下りで最初のピンチが訪れた。下りで足をくじいたのだ。バキバキッ、変な音と共に痛みが走った。ウッ、これはやばいと思いコース脇に外れ、天を仰いでゆっくり患部の右足部を回した。あれ?回るぞ。痛みは少し残るが歩けるし、少し経つと走れるようになった。この後は細心の注意を注ぎ、勾配の急な下りはスピードを抑えた。
箱根旧街道の石畳はこけそうなので抑えに抑え、その後の林道を飛ばしてみた。17:00封鎖の第二関門は15:00頃通過。17:00までゴールできるかなぁ?
スタートから既に9時間以上経過し疲れも出てきていたが前半の遅れを取り戻したくここまであまり食べていなかった。これが最悪の状況になった。
最後の難関の神山への登りで数人抜きながら登り詰めていくと身体に異変が出てきた。まずは軽い頭痛。ピークに出るまで休憩は我慢しようと踏ん張って登っていくが結構険しい。
周りのランナーは次々と脱落していくが休む勇気がなかった。そうしていると木に頭を激打した。このままではやばいと認識したのが遅かった。脇に寄って食料を食べた。寒気がし出した。
タイムを気にして山の基本をすっかり怠っていた自分に腹が立つ。ゼリーを口に入れるが胃が受け付けないので一緒に胃薬も飲んだ。
周りのランナーは次々と脱落していくが休む勇気がなかった。そうしていると木に頭を激打した。このままではやばいと認識したのが遅かった。脇に寄って食料を食べた。寒気がし出した。
タイムを気にして山の基本をすっかり怠っていた自分に腹が立つ。ゼリーを口に入れるが胃が受け付けないので一緒に胃薬も飲んだ。
随分前に抜いてきたランナー達が追いついてきた。何とか寒気がおさまり登り始めるが視点が前にいかず木に4.5回頭を打ちサングラスが吹っ飛んだりもした。
あとは下るだけだ。山は暗くなり始めた。何とかライトを使わない時間に下山したいと思い急いだ。脚は動くし大丈夫だ。最後のトレイルを走って下った。ロードに出て時計を見ると17:52。残り2km。
キロ4分以内で走ったら11時間台。無理を承知で全力で走ったが脚がもつれる。沿道の応援に手を振りながら彫刻の森まで到着。やっとの思いでゴール。
キロ4分以内で走ったら11時間台。無理を承知で全力で走ったが脚がもつれる。沿道の応援に手を振りながら彫刻の森まで到着。やっとの思いでゴール。
ゴール後はタイムのことはどうでもよかった。もう動けなかったしゴールしただけで満足になった。
しばらくは山は走りたくないと感じた。それぐらいキツかったが、レースの翌日には「次はどのトレイルレースに出ようか」など考えてしまう。それぐらい魅力のある素晴らしいレースでした。
記録12時間1分22秒
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