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野辺山の破壊力(後遺症)はかなりのものでした。
レース後2日間臀部、ハムに激しい痛み(筋肉痛)
ようやく3日目にして筋肉痛がやわらいだと思ったら、今まで筋肉痛の痛みの方が強かったので感じなかった痛みがあちこちに出没。
中でも痛いのが、左膝。
これはダメージというより完全な故障ですね。
膝に体重を載せると四頭筋の内側に痛みが生じ、プルプルしてきます。
ダメージがあった筋肉が麻痺して機能していない感覚。
歩いているときもフラフラして安定感がありません。
久々の本格的な故障でした。
故障→走れない→ストレス→晩酌→体重増→自己嫌悪といういつものパターンだけは避けたかったし、
これは良い機会とファスティングにチャレンジしてみました。
導入日1日、ファスティング3日、回復期3日の1週間。
ファスティング期間の食事は朝晩のスムージー、お昼は野菜ジュース。脱水予防にお水、お茶など水分はしっかり摂り、固形物は一切食べないという自分なりのルールです。
その間の運動は早朝の1時間半~2時間程度の自転車(30k~50k)
80kmぐらい走った後のプチハンガーノック状態を毎日疑似体験出来ました(笑)
ファスティングは思ったより苦痛ではなく、禁煙するときの辛さに比べると全然楽勝に感じました。
それでも「慢性的な空腹感」は感じるし、倦怠感や軽い頭痛も出てきます。
このような症状、どこかで感じたことがあるなぁと考えていたら、学生時代に日常的に味わっていた空腹感のような気がしました。
貧乏学生時代は「慢性空腹症」だったんでしょう。
体はこの7日で顕著に変化。
体重は約5kg減少し、お腹には久々に割れた腹筋が出現。
それより驚いたのが、味覚が敏感になったこと。
回復期に食したお粥の美味しさにはぶったまげました。
具なし味噌汁はダシの味、大豆の味、麹の味までしっかり分かります。
まさに Hunger is the best sauce !!
段階を踏んで食べた豆腐の味、野菜の味、そしてビールの味、ワインの味、日本酒の味…。
敏感になっている味覚は口にするものを細かく分析し、満足の度合いをすごく深めてくれます。
食べないことによって故障の回復は若干遅くなったと思いますが、短期間でこれだけの効果が感じられるファスティング。
自分のような鈍感な人間は3ヶ月に1回ぐらいで実施した方がいいと思いました。
故障の膝も回復し、本日からラン再開。
大分出遅れましたが、夏と秋の富士に向けてネジ巻き巻きしていきます。
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