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UTMFが終わってあっという間に1週間。
自分の中でこの大会の大きさが更に大きく膨れあがっています。
「頑張らないことを頑張る」DMJ6号のアドバイス通り
前半は抑えて抑えて。
レース前にドカ食いしたせいで、お腹はパンパン。
しかもそれがシェイクされたせいかゲーリー。
かえってスピード抑えられて良かったのかも。
しかし楽しかったなぁ。
杓子山からみた黄昏時の富士山や街の夜景。
そして太郎坊で見た満天の星空。
寒い山の中でコース誘導してくれたスタッフの方々、
特に太郎坊での大きな声援での出迎えは嬉しかったです。
そして各エイドでサポートしてくれた妻やぴれきちハルミさん。
ありがとうございました。
遅かったのでチームハスミンとはゴールでまでお会い出来ず…。
STYスタート地点の「こどもの国」では
DMJ8号、10号、ドンマイJapanのコバさんが応援に来てくれていました。
ここまでは、脚も元気も100%ってぐらい残っていていたんですが、
夜が明け、木々の呼吸し出した香りがしてきた頃、
どういう訳かスイッチが入ってしまいました。
今思うと、ここから西富士中学校まで気持ちよく走ってしまったことがこのレースの間違いだったのかなと思います。
西富士中学には予定時間より50分も前に到着。
休憩していると四頭筋あたりが張ってきたことが感じられた。
ここでは以前の職場の上司がわざわざ応援に来てくれるというサプライズもあり
すごくテンションが上がりました。
ここからがこのレースの本番!
天子山塊に入った頃、ここまで抑えていた気持ちを解放しテンションはMAX状態に。
登りも抑えることなくバンバン登り、前のランナーを結構抜いて調子に乗っていた頃、
突如頭がぼーっとなり、そこから一気におかしくなりました。
四頭筋に痛みが出始め、体全体から気が抜けたような、もう登ることが出来ない変なだるさ。
何度も休み、コース脇で腰を下ろし呆然状態。
やっとの思いで毛無山到着したころは限界かなと感じました。
後から追いついてきたぴれきちアッキーさんと挨拶をした後、20分ぐらい他のハイカーとおしゃべり。
何とか正気になり下山。
本栖湖まで行くと何とかなる。
下りの一歩一歩で痛む脚。くっそー。
本栖湖が見えてきた頃、山の中で応援していたOSJのタッキーさんからDMJ4号が総合6位でゴールとの情報を聞いた。
一気に視界が広がったように感じました。
テンションも上がり、元気モード!
でももうここで脚は限界。
「痛くて、痛くてのたうち回りたい」 以前UTMBの映像で見た横山さんの言葉の意味がよく分かる。
歩かないで前に進む方法はないのか?
真剣にそんなおかしなことを考え出した(笑)
本栖湖到着。
ここではたっぷり過ぎるほどの補給を頂きました。
特にカレーは美味しかった。
ここまでも苦しかったが、ここからはもっときつかった。
鳴沢氷穴までは脚が痛くて全然走れず。
痛さなのか、疲れなのか、変な見間違いをするようになってきた。
幻覚っていうのだろうか…。
何とかやっとの思いで鳴沢氷穴到着。
もう真っ暗だ。
ここでマッサージをしてもらった。
これがすごく良く、5分ぐらいの短時間だったが脚が動くようになった。
あと16km。
自分の中でここが地獄の16kmだった。
まるで自分が試されているかのような 「You vs You」
「動物ならやめるでしょう、私たち人間には精神があります。だから走るんです」
故ウェルナー・シュバイツァーの言葉がよく分かる気がしました。
同じところを何度も回っているのでは?
先に進んでいるのか?
ゼイゼイ、ハアハア。喘息のような症状も出てきた。
元気のいいSTYの選手に抜かれる度に、UTMFに挑戦している自分は間違いなのかと思ったり。
マイナスなことを考え出すと一気に弱くなる。
これが最大のボスキャラ、弱い自分自身なのだ。
この弱い自身に勝たないと!
絶対に行ける!仲間のため、家族のため!行くぞ~!
何度もエンジンをかけ直し、ようやく長いトレイルが終了したとき何かが変わった。
あんなに痛かった脚なのに走ることが出来る。
おかしい。
最後のボスキャラに勝ったのか?
今までどうしても動かなかった脚がゆっくり動くようになり
ゴールに向かって走り始めると
暗い中に 「さんぽさん!」 という声が聞こえた。
よく見るとハルク隊長だ。
体調不良でリタイアしたとは聞いていたが、こんなところで応援してくれるとは。
涙が出そうになった。
行くぞ~!
気持ちにもスイッチが入った頃また 「さんぽさん!」と大きな声が。
え?
今度はけいたもさんだ!
ここに来て大きなサプライズには感激。
ゴールまで併走してくれ、ゴール付近までいくと更におおきな声援が!
嬉しかったなぁ。
もう何だか英雄にでもなったかのような出迎えだ。
ゴールでは鏑木さんが待っててくれるという最高のシチュエーション。
今まで苦しかったことや痛かったことなど全部吹っ飛んだ瞬間だった。
100マイルのゴールってこんなんだ。
なんて表現したらいいのか分からない。
ただ、この舞台を作ってくれたスタッフ、そしてここまで走らせてくれた仲間や妻に感謝したかった。
間もなくぴれきちアッキーさんもゴール。
度重なる体調不良の中のゴールは素晴らしいです。
なんと、なんと!
今回のこのレース、DMJ4号の6位入賞の他、DMJ6号が9位入賞。
そしてぴれきちなおさんは10位入賞。DMJ11号が12位!
みんな恐ろしく強い。
そんな強い仲間と一緒に切磋琢磨できていることに幸せを感じました。
来年またやるのだろうか?
やるなら参加したい大会ですが、準備等が大変そうなので2~4年に1回の開催でもいいのでは。
それぐらい満足いく素晴らしい大会だと思います。
妻が撮影した写真はこちらへアップしました。
時間があったらご覧ください。http://photoget.jp/sys/PhotoRoom/PhotoRoom.aspx?rid=GGDHLKJM
自分の中でこの大会の大きさが更に大きく膨れあがっています。
「頑張らないことを頑張る」DMJ6号のアドバイス通り
前半は抑えて抑えて。
レース前にドカ食いしたせいで、お腹はパンパン。
しかもそれがシェイクされたせいかゲーリー。
かえってスピード抑えられて良かったのかも。
しかし楽しかったなぁ。
杓子山からみた黄昏時の富士山や街の夜景。
そして太郎坊で見た満天の星空。
寒い山の中でコース誘導してくれたスタッフの方々、
特に太郎坊での大きな声援での出迎えは嬉しかったです。
そして各エイドでサポートしてくれた妻やぴれきちハルミさん。
ありがとうございました。
遅かったのでチームハスミンとはゴールでまでお会い出来ず…。
STYスタート地点の「こどもの国」では
DMJ8号、10号、ドンマイJapanのコバさんが応援に来てくれていました。
ここまでは、脚も元気も100%ってぐらい残っていていたんですが、
夜が明け、木々の呼吸し出した香りがしてきた頃、
どういう訳かスイッチが入ってしまいました。
今思うと、ここから西富士中学校まで気持ちよく走ってしまったことがこのレースの間違いだったのかなと思います。
西富士中学には予定時間より50分も前に到着。
休憩していると四頭筋あたりが張ってきたことが感じられた。
ここでは以前の職場の上司がわざわざ応援に来てくれるというサプライズもあり
すごくテンションが上がりました。
ここからがこのレースの本番!
天子山塊に入った頃、ここまで抑えていた気持ちを解放しテンションはMAX状態に。
登りも抑えることなくバンバン登り、前のランナーを結構抜いて調子に乗っていた頃、
突如頭がぼーっとなり、そこから一気におかしくなりました。
四頭筋に痛みが出始め、体全体から気が抜けたような、もう登ることが出来ない変なだるさ。
何度も休み、コース脇で腰を下ろし呆然状態。
やっとの思いで毛無山到着したころは限界かなと感じました。
後から追いついてきたぴれきちアッキーさんと挨拶をした後、20分ぐらい他のハイカーとおしゃべり。
何とか正気になり下山。
本栖湖まで行くと何とかなる。
下りの一歩一歩で痛む脚。くっそー。
本栖湖が見えてきた頃、山の中で応援していたOSJのタッキーさんからDMJ4号が総合6位でゴールとの情報を聞いた。
一気に視界が広がったように感じました。
テンションも上がり、元気モード!
でももうここで脚は限界。
「痛くて、痛くてのたうち回りたい」 以前UTMBの映像で見た横山さんの言葉の意味がよく分かる。
歩かないで前に進む方法はないのか?
真剣にそんなおかしなことを考え出した(笑)
本栖湖到着。
ここではたっぷり過ぎるほどの補給を頂きました。
特にカレーは美味しかった。
ここまでも苦しかったが、ここからはもっときつかった。
鳴沢氷穴までは脚が痛くて全然走れず。
痛さなのか、疲れなのか、変な見間違いをするようになってきた。
幻覚っていうのだろうか…。
何とかやっとの思いで鳴沢氷穴到着。
もう真っ暗だ。
ここでマッサージをしてもらった。
これがすごく良く、5分ぐらいの短時間だったが脚が動くようになった。
あと16km。
自分の中でここが地獄の16kmだった。
まるで自分が試されているかのような 「You vs You」
「動物ならやめるでしょう、私たち人間には精神があります。だから走るんです」
故ウェルナー・シュバイツァーの言葉がよく分かる気がしました。
同じところを何度も回っているのでは?
先に進んでいるのか?
ゼイゼイ、ハアハア。喘息のような症状も出てきた。
元気のいいSTYの選手に抜かれる度に、UTMFに挑戦している自分は間違いなのかと思ったり。
マイナスなことを考え出すと一気に弱くなる。
これが最大のボスキャラ、弱い自分自身なのだ。
この弱い自身に勝たないと!
絶対に行ける!仲間のため、家族のため!行くぞ~!
何度もエンジンをかけ直し、ようやく長いトレイルが終了したとき何かが変わった。
あんなに痛かった脚なのに走ることが出来る。
おかしい。
最後のボスキャラに勝ったのか?
今までどうしても動かなかった脚がゆっくり動くようになり
ゴールに向かって走り始めると
暗い中に 「さんぽさん!」 という声が聞こえた。
よく見るとハルク隊長だ。
体調不良でリタイアしたとは聞いていたが、こんなところで応援してくれるとは。
涙が出そうになった。
行くぞ~!
気持ちにもスイッチが入った頃また 「さんぽさん!」と大きな声が。
え?
今度はけいたもさんだ!
ここに来て大きなサプライズには感激。
ゴールまで併走してくれ、ゴール付近までいくと更におおきな声援が!
嬉しかったなぁ。
もう何だか英雄にでもなったかのような出迎えだ。
ゴールでは鏑木さんが待っててくれるという最高のシチュエーション。
今まで苦しかったことや痛かったことなど全部吹っ飛んだ瞬間だった。
100マイルのゴールってこんなんだ。
なんて表現したらいいのか分からない。
ただ、この舞台を作ってくれたスタッフ、そしてここまで走らせてくれた仲間や妻に感謝したかった。
間もなくぴれきちアッキーさんもゴール。
度重なる体調不良の中のゴールは素晴らしいです。
なんと、なんと!
今回のこのレース、DMJ4号の6位入賞の他、DMJ6号が9位入賞。
そしてぴれきちなおさんは10位入賞。DMJ11号が12位!
みんな恐ろしく強い。
そんな強い仲間と一緒に切磋琢磨できていることに幸せを感じました。
来年またやるのだろうか?
やるなら参加したい大会ですが、準備等が大変そうなので2~4年に1回の開催でもいいのでは。
それぐらい満足いく素晴らしい大会だと思います。
妻が撮影した写真はこちらへアップしました。
時間があったらご覧ください。http://photoget.jp/sys/PhotoRoom/PhotoRoom.aspx?rid=GGDHLKJM
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この記事にコメントする
>えどまるさん
ありがとうございます。
今回のこのレースは凄く楽しかったし、とても重いレースでした。
これだけのレースの開催はもの凄く大きなエネルギーを要することだと思いますし、自然のことも考え毎年でなくてもと感じました。
でも来年もやるとなると出るだろうなぁ(笑)
今回のこのレースは凄く楽しかったし、とても重いレースでした。
これだけのレースの開催はもの凄く大きなエネルギーを要することだと思いますし、自然のことも考え毎年でなくてもと感じました。
でも来年もやるとなると出るだろうなぁ(笑)
山岳レース
近年山道を走る人多いですね。30日に那須岳にハイクしましたが。途中何人か遭遇しましたよ。ただ大勢が走ると山道の損傷が問題になりそうですね。たまにはボランティア活動で、道の修繕する事もあってもいいのでは。
丹沢界隈も走る人が増加して、地肌がむき出しになっている所が多くなってきました。
丹沢界隈も走る人が増加して、地肌がむき出しになっている所が多くなってきました。