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32kmの5回ループ100mile。
起伏のある舗装路、走れる林道、2000m超の山を一つ、これを5回。
精神的にもかなりキツイ部類のレースに違いないです。
今回は選手としてではなく、ペーサーとしての参加。
4回目、5回目、つまり100kmぐらい走った選手と残り60km強を一緒に走ってきました。
会場に到着して、ここが小海?ってのが第一印象。
何度もここ来たことあるんだよね。
この辺り全てが「野辺山」って地名かと思っていました(笑)
朝5時に選手はスタート。
100km近く走ってからだから早くても17時くらいかなと思ったら、何と何と、到着したらすぐに出番が来たでは。
しかも順位が2位で、1位までは30分も差がない。
やばい。相当プレッシャー。。
4周目を一緒にスタート。
やばい。相当プレッシャー。。
4周目を一緒にスタート。
舗装路を走り林道に入った頃、徐々に暗くなってきたのでライトオン。
暗くなった林道を走っていると、コースの先に白い壁が見えてくる。
話に聞いた「コンクリ壁」だ。
多分土砂が流れるのを防ぐ為にコンクリで固めたのだろうか、とんでもない傾斜。
恐らく勾配20%は超えているだろう。こんな坂見たことない。
フレッシュな脚でも走るのはちょっと困難。
既に100km走っているばにらさんは歩くだろうと思いきや、走ろうとしているでは。
途中までは走れたけど、もう無理って感じです。
凄い、本当にキツイ。
こんな壁、近くにあったら強くなるよと話しながら登り切り、次は林道をダラダラと登る。
ばにらさんはこの時点で腸脛靭帯に痛みが出たので、エイドでテーピングで処置を施す。
結構痛そう、と言うか辛そう。
エイドで一休みしたら、その後は下ったり、登ったりの全区間走れる起伏の舗装路。
短い区間でエイドがあるのが嬉しい。
そして野辺山ウルトラでお馴染みの稲子湯エイドで補給したら、いよいよ山に入る。
簡単な山ではない。
2100m超、途中ロストしそうなコース。(実際数回ロストしてしまった)
ばにらさんは、登りでアミノバイタルを数回に分けて補給。
胃が気持ち悪く受け付けないみたいだ。
なかなか山頂に着かない。ようやく山頂にいたスタッフの声が聞こえる。
胃が気持ち悪く受け付けないみたいだ。
なかなか山頂に着かない。ようやく山頂にいたスタッフの声が聞こえる。
ここからは下りだ。
2時間ぐらいの山区間だが、早朝から100km以上走って痛みが出ている体では相当キツイはず。
2時間ぐらいの山区間だが、早朝から100km以上走って痛みが出ている体では相当キツイはず。
それなのに凄い下りをするばにらさん。
正直付いていけませんでした。
温泉まで下ってきたら舗装路。
出だしは下り基調だが、途中から3kmぐらいの長い登り基調。
これもキツイ。
自分ひとりだったら絶対歩いているだろう、この坂もばにらさんは絶対に走りを止めない。
心拍数もウルトラを走る心拍数ではないほど上がっている。
トップランナーは凄い。このときそう感じました。
自分1周(32km)ばにらさん4周(128km)
これで丁度いいくらいの走力。
これで丁度いいくらいの走力。
ラスト1周に向けスタート。
知っているランナーとすれ違ったり、追い越したり出来たので、自然と気持ちがラクになる。
もちろんみんな疲労困憊だが、すごい頑張っている。
100mileってどれだけキツイのか、自分も知っている。これは本当に大変な時間帯なのだ。
林道、コンクリ壁、林道、起伏舗装路、山、起伏舗装路、林道…。。
もうすぐゴール、それだけ考えながら引っ張る。
1位の選手との差も縮まったとの情報が入るが、あえてスパートもかけず、と言ってもゆっくり走ることもせず、痛い脚で淡々とゴールまで走っているばにらさん。
結果は2位。
タイムは22時間19分。
あのコースでこのタイム、素晴らしいと思いました。
でも、時間が経つにつれて、自分がもっとうまく引っ張ってサポート出来れば、優勝も…なんて考えたりしています。
このような複数ループの大会、自分は益子で開催している100km(10km×10周)を経験したことがあるが、距離を100mileにしてもありだと思いました。
運営するスタッフ仕事、人数、エイドの数も、1ループ大会より充実出来る。
運営するスタッフ仕事、人数、エイドの数も、1ループ大会より充実出来る。
今後、このようなスタイルのトレイルレースも増えていくのではと感じました。
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