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富士登山競走部の練習として富士山へ挑んできました。
が、完全に打ちのめされました。
参加者は高い目標を持つ2人お隣さん、皆っちと3人。
今回のねらい (by お隣さん)
①変更になった馬返の迂回コースの確認
②低酸素下での痙攣・意識低下経験及び自己の限界打破
「昨日までの弱い自分にさようなら」 (ココ大事!)
多分3人全員が達成出来たと思います。
長い勾配のあるロードを走りますが、
八方の上りを経験しているせいかあまり苦にならず、
中の茶屋まではいい感じのアップモード(だったのですが…)。
八方の上りを経験しているせいかあまり苦にならず、
中の茶屋まではいい感じのアップモード(だったのですが…)。
馬返しからどれくらい走れるのか?
これが目的だったはずが…。
これが目的だったはずが…。
既に心拍バクバク、滝汗常態で結構歩いてしまいました。
皆っち、お隣さんは軽快に先に行ってしまいました。
今回は馬返しから追い込む練習なので、
お互い途中で待ったりせずレースモードで一気に8合目までという練習計画。
2人の姿が完全に見えなくなってからは、他の試走の方と抜きつ抜かれつ、気迫のゼィハァ。
完全なレースモードです。
佐藤小屋を通過し、六合目に差し掛かったときに見えるだろうと思っていた2人は全然見えない。
自分の力が2人と違い過ぎることを実感。
1年前、3年前のここでのレース状況がはっきり思い出される、苦しくなるポイントだ。
ガレ場の7合目付近から体に異常が…。
昨年の本番で味わった一気に重力が重くなる感じと、呼吸が苦しい酸欠常態で早くも体はErrorモード。
前に出した足に体重がうまく乗らずよろめく。まるで酩酊常態(笑)
チラチラと赤いシャツが目に入ってきた。皆っち発見。
必死で追いつこうと登り続けるがこの辺はもう完全にヘロヘロだ。
しかしここからが今日の練習!「昨日までの弱い自分にさようなら」なのだ。
8合目で解放される。そこまでは…。と思って踏ん張るが8合目には2人は姿はなし。
雪の状況で行けるところまでという打合せだったので、先まで登っているようだ。
山頂までいったれ~。
倒れ込み、耳に入る2人の話をどうにか頭で整理すると、
もうこの先は雪で行けないようだ。
足を止めると一気に寒さが…。
ここで、この日地元宇都宮で1人とんでもない追い込み練習をしている原始人さんと電話で話したが何を話したのかよく憶えていない。
必死でザックからダウンジャケットとレインジャケット、グローブを取り出し装着し高カロリーゼリーを摂取。
乾杯しようと背負ってきたノンアルコールビールはとても飲む気にはなれず、とりあえず下山。
ちょっと下っただけで酸素濃度の違いが分かるぐらいだった。
6合目付近から雨が本降り。途中雨宿りしながら待ちかねた「オールフリー」で乾杯!
腹ぺこで到着した頃は15時を過ぎていました。
着替えしていると宇都宮から水道山100発をコンプリートした原始人さんから電話が。
半端ないことをしている話を聞き、走り終わった自分達もさらにモチベーションが上がりました。
今回は予想以上にボロボロ状態を味わいました。
すっかり自信がなくなり本番が恐くなったのが本音。
今まで数多くのレースの試走をしてきましたがこんな感じ方は初めてです。
「恐るべし富士山!」
いったんは恐くなりましたが、この時期に「ヘンな自分と出会えた経験」が出来、やる気モードがさらに加熱。
たった2日経過で例年になく本番が楽しみになってきました。
今年もいくぞ~!エイエイオォ~!
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本番へ
土曜日の現地試走お疲れ様でした。行けませんでしたが、そちらの刺激になるように、また刺激をもらって頑張ることができました。高地での限界トレは必ずや効果がレース本番で現われるはずですよ!山頂で本物で乾杯を楽しみにしています♪
>DMJ4号さん
DMJの熱さがそのまま宇都宮に広まっているようです。
「弱い自分にさようなら」これいいですよね!でもYAMAYAさんは弱くないですから(笑)
富士行かれるんですね。自分もまた行きたいです。
「弱い自分にさようなら」これいいですよね!でもYAMAYAさんは弱くないですから(笑)
富士行かれるんですね。自分もまた行きたいです。