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走ってきました城内坂ウルトラマラソン

・・・・・レポ長いですよ~・・・・・IMG_4302000.JPG

午前3時スタートのため起床は1時半。
前日は緊張のせいか寝つきが悪くあまり寝れていないような…。

まだ真っ暗の中、予定通り3時スタート。
参加者は50人。やや後方からゆっくり走り始めました。
コースは何度か紹介したとおりアップダウンのきついコース。
実は試走の際はコースを間違えていたようで、実際はもうひとつきつい坂がありました。

1周の高低差は300mぐらいあるのか。
10周だから全部で3,000mのアップダウン?げっ??
100km走りながら3,000mの山を登って下るってことかい?こう考えると気が遠くなります

IMG_4266000.JPG1回目の登りに差し掛かったときライトが故障したというランナーと出会い、色々話しながら一緒に走りました。(結局ゴールまで13時間半ずっと話ながら一緒でした)

長い急な坂を登り切るとエイドステーションの明かりが。嬉しいなぁ。あまーい梨を頂きました。
するとエイドのスタッフの中に見たことある顔があるでは。
HONDA24時間マラソンの時にたまたま一緒に走りこの大会のことを色々教えてくれた方がいるでは…。
挨拶をすると覚えていてくれて再会に感動し合いました。


他にもいろんなランナー達と話す機会が出来て楽しかった。
何んと初対面なのに共通の人を知っていたり、ウルトラランナーの非尋常的な走りこみや大会での秘話。
おかしくてずっと笑いっぱなしで腹筋がおかしくなりそう。
 
ところでレースは2周回った20km過ぎた頃、時間は5時過ぎに辺りが明るくなってきました。が、ポツリポツリと雨が…。気温も冷え込んできました。

何周かした頃、受付のエイドにずらっとうまそうな食い物が。IMG_4308000.JPG

「一体何があるんですか?」と聞くとメニューが出てきました。メニューが置いているエイドって??初めて見た。

おにぎりにサンドイッチ、パスタ、焼きそば、味噌汁、おでん、そうめん、クッキー、スィートポテト等。
これ全部手作り。
焼きそばやパスタは注文を受けてから作ります。しかもどれも本格的です。
サンドイッチのパンや味噌汁の味噌まで自家製。
メニューの中にはおでんの具にトマト、シューマイとある。おでんにトマト?シューマイ?
これがうまーい。
スタIMG_4309000.JPGッフのお姉さんが寝ないで作ってくれたようです。IMG_4321000.JPG
感謝しています

おかわり、もう1回おかわり。ガスター10を飲んでいたから?ガンガン食えます。

次は何を食べようか?走っているときはそんなことを考えながら走りました。他の2ヵ所のエイドも毎回すべて立ち寄り、飲み物や梅干、大福など食べながらスタッフや他のランナーと話し込んだり。

こんなことしていると当たり前だが時間は過ぎていきます。
当初目標タイムなど考えていたがそういうのはどうでもよくなりました。
この大会を存分楽しむ。そう思うことにしいろんな方と話をしました。


 6周の60kmを過ぎる頃見覚えある顔が。IMG_4300000.JPG
やまとそばさんが応援に来てくれました。
びっくり。いや~、嬉しいです。
(しかもやまとそばさんのブログで記事になっているでは!感動
仲間の応援が一番心に染み渡りました。
そうそう、妻も応援に駆けつけてくれました。
エイドのお姉さんに弟子入しいろいろ教えていただいていたようです。
 
雨もだんだん激しくなってコースの一部はもう川のようになっている。
バジャバジャ走るが全然苦にならない。
どちらかというと楽しい。
いつ辛さがくるのだろ?
そう思いながら80km通過、90km通過。
あれ、あと1周しかないの?
 
今回のウルトラは最後まで辛さが来なかった。
食べ過ぎなのかトイレには数回寄ったが脚が痛いこともなくスイスイと。
一緒に走ってくれた☆さんの存在も大きい。
終始いろんな話をしながら、時にはゲラゲラ笑って。
IMG_4315000.JPG
最後のエイドで最初の頃一緒に走っていたランナーが脚の痛みに耐えていた。一緒にゴールまで走ろうと声を掛けここから3人で走ることにした。
 
もう1周走しっちゃう?なんて半分本気の冗談を言いながら3人でゴーーーール!
長いはずの100kmもあっという間の気がします。
 
記録13時間27分54秒
スピードはずっとキロ6分前後のペースでした。でも何故このタイム?
充実した居心地のいいエイドにずっといて話していたから??

エイドは全部制覇。
ウルトラ走ったのにそんなに脚の筋肉痛もなく、かえって笑い過ぎたのか腹筋がイタタ。

スタッフ、ランナーと親睦を深めることが出来た、いい大会でした
~主催の益子走友会の方々、スタッフ・関係者の方々すばらしい大会を、ありがとうございました~

今回一緒に参加したチームまる高のえどまるさんも見事ゴール済みで、アフターもしっかりやりました。
今大会で知り合った方々の話や出来事、お互いのドラマを話合いながらグッピグッピIMG_4320000.JPG


~追記~

走りながらひとつずっと気になっていたことがありました。
前泊の際、同部屋だったランナーで走暦は私より少ない2年目。
今回は2回目のウルトラ挑戦で、前回は熱中症のため途中リタイヤだったというの越谷の55歳のHさん。
ウルトラに対する熱い想いを前夜聞いていたので何としてでもゴールしてもらいたかった。
どうなったかなぁ?、ゴール出来たかぁ?
風呂に入って帰る際に、もう一度ゴールに寄ってみたらちょうどゴールをしたばかりのHさんがいるでは。
おめでとう!手を握り合い何だか自分のことのように感動しました。
もちろんHさんの目からは涙がボロボロと
彼の100kmはまた別のドラマがあったはず。
Hさん、またどこかのウルトラ大会で会いましょう
 




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人間はいったいどれくらい走れるのだろう?007.jpg
初めてウルトラマラソンの事を知ったとき「変な人もいるもんだなぁ」ぐらいに思っていました。フルマラソンより長い距離を走るって?ちょっと変、っていうか大分変。
まず、絶対自分は挑戦しないだろうと思いきや、夜久弘の著書「ウルトラマラソン 完走の幸せ リタイアの至福」を読んで自分も挑戦してみようと変人への扉を叩いてしまいました。
すべての体力を使い果たし倒れ込みリタイヤした時、自分の限界を知ることが出来て感動するらしい。また完走しても感激し感動するらしい。
へ~、どっちに転んでも感動するのなら頑張ってみるかと、走ってみたのがちょうど1年前の「磐梯ウルトラマラソン102km」d098bf43.jpg
IMG000.jpg
実際走ってみると辛かった。脚の故障(右脛部腱鞘炎)が完治しないままの出走。
50km過ぎから痛みが出て80km過ぎからは患部が骨折しているかのように腫れ上がり、歩くのもままならない状態だった。猪苗代湖の大きさに圧倒されながら、他のランナーと励まし合ったり、ガードレールに手を付ながらようやく歩いたり、関門の制限時間ギリギリで通過していたグループにいたので皆仲間感覚で辛いけど楽しかった。

ゴールまで残り1kmの時、残り時間が15分。この時、完走出来ると確信した時、目から涙が出てきました。抑えようにもどんどん溢れてくる涙。(「涙」流したのは何十年ぶりだったか)

夜久さんの本のとおりウルトラにはすっかりやられました。
変人であるウルトラマンになってからは自宅から半径100kmは圏内(何の?)のような、そんな変な錯覚も出てきたり…。
今年はウルトラの予定はまだ入れていないが1回は走りたい。
益子の「城内坂ウルトラマラソン」。手作りのいい大会みたいなので、今年はこれに出てみようかなぁ。
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