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初ハセツネ、完全に打ちのめされてきました。
しっかりベスト更新をしたランナーも多い中、自分は力不足を痛感しました。
Goal Time 15"01'41
ゴールタイムというより下山タイムって感じ。
最低でもサブ11と思っていましたが、とんでもない。笑っちゃいますよね。
レポをアップするのは言い訳をしているみたいで、自分の心の中だけにしまっておこうとも思いましたが、これも貴重な経験なのでしっかりアップします。
それにしても時間が経つにつれ悔しさが大きくなり、来年のことばかり考えています。
会場入りしたときは雨も大降りなったりで、荒れたレースを期待したりワクワクでした。
大運動会だけあって参加者の多いこと。
DMJのメンバーは円陣を組んで気合い注入です!
ここ数日の体調不良もあり、目標は当初のサブ10からサブ11へ下方修正し、気持ちを抑えて前半は我慢のレース展開を狙っていたんですが…。
「抑えて抑えて」 これ今回の自分のテーマ。
スタート直後のロードはみんな飛ばしますね~。ビックリ。
後でごっそり抜いてやるよ!って心では笑いながらゆっくり、ゆっくり。
入山峠ではハリマネさん、ヒゲさんの応援をいただきました。
ありがとうございます!
これが持続したのは第1CPまで。
これまで人という人はあまり見なかったのでここでの応援は嬉しかった。
あんさん、ハルミさん、Chiekoさん、よーこさん、応援ありがとうございました!
それまでラップは見ないようにしていたのがここでの通過が3’30に焦る。
前半抑えてどころか完全に遊んでしまった。
ちょっとギアチェンジのつもりで上げてみると、早めに落ちてくるランナーを拾い出し、気持ちが前に行きたくなりドンドンスピードアップ。これがいけなかった。
途中ザックからハイドレーションを外して手に持っているどう見てもおかしな姿のハリ天さんを発見。なんとハイドレーションが壊れて水があと200mlしかないというでは。
調子いいだけにここでのアクシデントには同情いっぱいでした。
おいらのハイドレーションは大丈夫かなと残量を確認してみると、予想以上の気温とスピードアップしてかいた汗で少ないことに気付く。
これは節約しないと持たないぞ…。そう思って給水をためらっていたら西原峠付近でヘンな感覚に。
熱中症の症状が出ていた。「めまい」「吐き気」「頭痛」「倦怠感」テキスト通りの症状だ。
節約していた水分を取り出したがもう遅い。ここからフラフラ状態の始まりだった。
暗い中でのフラフラ状態で集中力も乱れ何度も転び、捻挫していた足首を数回捻った。
頼む、回復してくれ~。
三頭山通過は6時間でもサブ11はいけると言い聞かせ回復を待ちながらの登り。
今回とっておきのアイテム「Walk Man」を装着してみるが、かえって頭痛がひどくなり使えない。
ジャンボ鶴田もスタンハンセンも単なる雑音だ。
節約解除したハイドレーションは三頭山手前でいくら吸っても出てこない、売切状態。
水がない。マップを見て確認するが給水ポイントまであと7kmはある。黄色信号だ。
汗をかかないように高速歩きで前に進めるが、上がった体温はずっとポカポカ状態で下がらないし喉はハンパなく渇く。
三頭山通過は6’00ジャスト。
まだ11時間は切れるぞ!と思った矢先、バキバキっと今回最大の捻り。あちゃ~…。
痛みはロキソニンを飲んでもテーピングを巻き直してもおさまらない。完全な赤信号だ。
捻挫の次は腹痛が来た。
全てが夢の中の出来事のよう。実際に痛いのか、ん?よく分からない。痛いような気がするし…。
しかも既に漏れているような気もする。。
ポイントを探し、夜の茂みの奥にライトを消して入っていく。
ランナーのライトが何度も通り過ぎるのを朦朧とした状態で眺めながら…、レース初の天然トイレを体験しました。
フラフラのゾンビ状態。
熱が下がるまで夜風に当たろうかとも考えたが、早く水が飲みたいので第2CPまでは動いてみた。
途中「DMJ!DMJ!」と背後から聞こえてきた。
調子の悪いと言っていたJUNさんだった。励ましていただいたが、これも夢か?と思うありさま。
やっとの思いで第2CP到着。
水を頂き意識が戻ってきた。
水を飲んだのもそうだが人と話すという行動のおかげで大分回復出来た気がした。
でも回復したと言っても動けない状態が動ける状態になった程度。
気持ちを整えて先に進もうと思うと、ブルーシートでチームメイトのばんび君が寝ているというでは。
ばんび君もグッタリしていたので隣で自分も休むことにした。
ペットボトルを抱えたハリ天さんも険しい顔で到着。すごい。あそこから200mlでここまで来たなんて…。
ばんび君と「朝までここにいようかね」なんて話していたら、同じくチームメイトの皆っちもフラフラ状態で現れた。
夜も夜中にこんな山で仲間と会うなんて、合宿でもしているかのようで楽しい気分になった。
DMJの弱っちろ3人でちょっとの間、川の字で夜空を見ていた。
「トップはもうゴールした頃かね~」とか話していた気が…。
レース中とは思えない何とも笑える光景だったと思う。
(ちょっと長くなりそうなので続きは後ほどアップします)
しっかりベスト更新をしたランナーも多い中、自分は力不足を痛感しました。
Goal Time 15"01'41
ゴールタイムというより下山タイムって感じ。
最低でもサブ11と思っていましたが、とんでもない。笑っちゃいますよね。
レポをアップするのは言い訳をしているみたいで、自分の心の中だけにしまっておこうとも思いましたが、これも貴重な経験なのでしっかりアップします。
それにしても時間が経つにつれ悔しさが大きくなり、来年のことばかり考えています。
会場入りしたときは雨も大降りなったりで、荒れたレースを期待したりワクワクでした。
大運動会だけあって参加者の多いこと。
DMJのメンバーは円陣を組んで気合い注入です!
ここ数日の体調不良もあり、目標は当初のサブ10からサブ11へ下方修正し、気持ちを抑えて前半は我慢のレース展開を狙っていたんですが…。
「抑えて抑えて」 これ今回の自分のテーマ。
スタート直後のロードはみんな飛ばしますね~。ビックリ。
後でごっそり抜いてやるよ!って心では笑いながらゆっくり、ゆっくり。
入山峠ではハリマネさん、ヒゲさんの応援をいただきました。
ありがとうございます!
(入山峠での写真:ハリマネさんより頂きました)
ハセツネコースはとても走りやすい。
気持ちのいいトレイルが続くのでついついスピードが出そうになるが抑えて、抑えて。
過去2回応援したことのあるポイント「三国山」を通過するときはこのレースに出られているという喜びが心を躍らせます。気持ちいいなぁ~。
気持ちのいいトレイルが続くのでついついスピードが出そうになるが抑えて、抑えて。
過去2回応援したことのあるポイント「三国山」を通過するときはこのレースに出られているという喜びが心を躍らせます。気持ちいいなぁ~。
これが持続したのは第1CPまで。
あんさん、ハルミさん、Chiekoさん、よーこさん、応援ありがとうございました!
それまでラップは見ないようにしていたのがここでの通過が3’30に焦る。
前半抑えてどころか完全に遊んでしまった。
ちょっとギアチェンジのつもりで上げてみると、早めに落ちてくるランナーを拾い出し、気持ちが前に行きたくなりドンドンスピードアップ。これがいけなかった。
途中ザックからハイドレーションを外して手に持っているどう見てもおかしな姿のハリ天さんを発見。なんとハイドレーションが壊れて水があと200mlしかないというでは。
調子いいだけにここでのアクシデントには同情いっぱいでした。
おいらのハイドレーションは大丈夫かなと残量を確認してみると、予想以上の気温とスピードアップしてかいた汗で少ないことに気付く。
これは節約しないと持たないぞ…。そう思って給水をためらっていたら西原峠付近でヘンな感覚に。
熱中症の症状が出ていた。「めまい」「吐き気」「頭痛」「倦怠感」テキスト通りの症状だ。
節約していた水分を取り出したがもう遅い。ここからフラフラ状態の始まりだった。
暗い中でのフラフラ状態で集中力も乱れ何度も転び、捻挫していた足首を数回捻った。
頼む、回復してくれ~。
三頭山通過は6時間でもサブ11はいけると言い聞かせ回復を待ちながらの登り。
今回とっておきのアイテム「Walk Man」を装着してみるが、かえって頭痛がひどくなり使えない。
ジャンボ鶴田もスタンハンセンも単なる雑音だ。
節約解除したハイドレーションは三頭山手前でいくら吸っても出てこない、売切状態。
水がない。マップを見て確認するが給水ポイントまであと7kmはある。黄色信号だ。
汗をかかないように高速歩きで前に進めるが、上がった体温はずっとポカポカ状態で下がらないし喉はハンパなく渇く。
三頭山通過は6’00ジャスト。
まだ11時間は切れるぞ!と思った矢先、バキバキっと今回最大の捻り。あちゃ~…。
痛みはロキソニンを飲んでもテーピングを巻き直してもおさまらない。完全な赤信号だ。
捻挫の次は腹痛が来た。
全てが夢の中の出来事のよう。実際に痛いのか、ん?よく分からない。痛いような気がするし…。
しかも既に漏れているような気もする。。
ポイントを探し、夜の茂みの奥にライトを消して入っていく。
ランナーのライトが何度も通り過ぎるのを朦朧とした状態で眺めながら…、レース初の天然トイレを体験しました。
フラフラのゾンビ状態。
熱が下がるまで夜風に当たろうかとも考えたが、早く水が飲みたいので第2CPまでは動いてみた。
途中「DMJ!DMJ!」と背後から聞こえてきた。
調子の悪いと言っていたJUNさんだった。励ましていただいたが、これも夢か?と思うありさま。
やっとの思いで第2CP到着。
水を頂き意識が戻ってきた。
水を飲んだのもそうだが人と話すという行動のおかげで大分回復出来た気がした。
でも回復したと言っても動けない状態が動ける状態になった程度。
気持ちを整えて先に進もうと思うと、ブルーシートでチームメイトのばんび君が寝ているというでは。
ばんび君もグッタリしていたので隣で自分も休むことにした。
ペットボトルを抱えたハリ天さんも険しい顔で到着。すごい。あそこから200mlでここまで来たなんて…。
ばんび君と「朝までここにいようかね」なんて話していたら、同じくチームメイトの皆っちもフラフラ状態で現れた。
夜も夜中にこんな山で仲間と会うなんて、合宿でもしているかのようで楽しい気分になった。
DMJの弱っちろ3人でちょっとの間、川の字で夜空を見ていた。
「トップはもうゴールした頃かね~」とか話していた気が…。
レース中とは思えない何とも笑える光景だったと思う。
(ちょっと長くなりそうなので続きは後ほどアップします)
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続きをお願いします
ハセツネの過酷さが伝わってきます(((゚Д゚)))
走力だけでなく、装備や内臓の強さなど総合力が試されるのですね。
厳しい状況にあっても諦めなかった精神力は立派だと思います(^o^)/
走力だけでなく、装備や内臓の強さなど総合力が試されるのですね。
厳しい状況にあっても諦めなかった精神力は立派だと思います(^o^)/
無題
3人の川の字を想像・・・ こんな凄まじい状況を乗り越えて、よくぞゴールしてくれました!!
ハセツネは本当に厳しい耐久レースなんですね。応援中はすでに浅間で、それを感じました。
続きのアップを楽しみにし待ってます♪
ハセツネは本当に厳しい耐久レースなんですね。応援中はすでに浅間で、それを感じました。
続きのアップを楽しみにし待ってます♪
>きむRUNさん
続きのアップもうちょっとまってくださいね~。(なかなか時間がなくて…)
この過酷さが大勢のランナーを魅力するハセツネならではなんでしょうね。
簡単には諦められませんよ~。なかなか走れないレースですから(笑)
この過酷さが大勢のランナーを魅力するハセツネならではなんでしょうね。
簡単には諦められませんよ~。なかなか走れないレースですから(笑)