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今期初山スキーの燧ヶ岳。
心配していたこの日の天気は
途中で降られはしましたが、十分楽しめました。
熊沢田代手前でガスが出始め
雨が降ってきたと思ったら、ミゾレ、雪へと…
ツエルトで避難しながら
オイル交換も…
心地いい時間でした。
小一時間も経つと
数センチの積雪と晴れ間がツエルトの外にありました。
ちょっとほろ酔いで登り再開。
雪質も良く
登るのもラクに感じます。
日光連山もよく見えます。
ここまで来ると高度感も出てきます。
ガーミン計測で2331mの山頂付近。
あと一踏ん張り。
山頂到着。
ん~、いいね~。
真っ白な尾瀬沼をバックにパチリ。
下りの滑降は
やはり練習不足がまんま出ました。
途中ガスも出てましたが
山スキーは難しい。
それでも
フォ~ォォ~の雄叫び連発で
楽しいこと!
またちょっとおバカになった1日でした。
燧ヶ岳に行ってきました。
この日は始めからTシャツ
それでも汗はパンツまでたっぷりかきました。
ただ雪の上を歩いているだけでも気持ちいい
贅沢な展望に見とれながら
標高を上げていきます
山頂から見た尾瀬ヶ原、尾瀬沼
確実に春に向けてのカウントダウンが始まっていました。
山頂では恒例の宴会
各自のザックから美味いものが出る出る。
贅沢な至福の時間をたっぷり過ごしました。
締めはウィスキーの雪割ロックで
正面の会津駒ヶ岳に乾杯
登って、景色を楽しんで、飲んで…
それだけでも満足なのに
メインはこれから
それぞれ思いのままに斜面を滑降します
山スキー、最高ですね
ひとしきり滑り終えた
上田代辺りでは
咲き始めた水芭蕉が疲れを癒してくれました。
今シーズンはほとんどスキーに行けなかったけど
こんないい山行が出来て来シーズンに繋げることができたかな。
今回も素晴らしい燧ヶ岳でした。
生まれ育った金浦の港もくっきり見える。
何度も何度も振り返りながら足を進める。
自分にとってこの鳥海山は特別な山である。
高校まで自宅の窓から日々眺めていたし、小学に上がる前から何度も何度も連れてきてもらった山だ。
雪のある時期に登ったのは今回が初。
それより最後に登ってからもう10年以上も経つ。
以前登ったコースと違うのか、雪があるせいなのか、頭に残っている景色とダブらない。
しばらくするとダブらない理由も分かってきた。こんな天気は経験したことがない。それぐらいの良い天気だ。
北の仁賀保高原の風力発電、象潟の九十九島、日本海には飛島が、その先の日本海までくっきり。朝鮮半島まで見えそうな勢いだ。
さて登りは風が吹かないので暑い。早くも汗がタラ~り。
しかし一面の雪。御浜小屋までの登りはまさに雪原だった。スケールが大きい。もうここでそんな感じがした。
登り始めて2時間弱で御浜小屋に到着。目を疑った。見慣れた小屋の周りに雪が…。
ニッコウキスゲやチングルマを見た湖畔は完全に雪で覆われていた。スゴイ。鳥海のこういう景色は初めてだ。
小休止を終え歩き出すと、新山(山頂)が見えてきた。
おぉ~。ここから見る景色は夏と色こそ違うが同じだ。
ただ夏に見る緑と土色が雪に変わっているのが不思議に感じる。
ここからは少し滑り下った。
感触を確かめながらじっくり初めての鳥海を滑る。何か緊張する。すぐに千蛇谷への大トラバース。
我慢仕切れず谷へ滑り込む皆々。自分もつい滑り込んでしまう。
その後はじっくりまた登り始める。山頂が近づいてくる頃滑り降りてくる人も多くなってきた。
我々が目指すは「北面」。一体「北面」って何処なんだろう?近づいていくにつれ色々説明を受ける。
山頂小屋を見ながら北へ向かい出た先は…。
ここってもしかして?まさか?そこだった。実家からよく見える山頂直下の北面。
岩が出ていて取り付きが難しい。今日で鳥海5日目のMTBさんのリードのもと岩場を渡る。緊張が走った。皆真剣そのもので進んでいる。そりゃそうだ。凄い高度感と歩きづらい斜面は一歩間違うと命取りになるだろう。
でもここを通過するととんでもない景色の斜面へ出た。
凄い。凄すぎる。誰も滑っていない大斜面。
次々と滑り込む。思いのほかスピードが出る。
これだけ広いと斜度感が麻痺してしまうようだ。
慎重に滑るがあちこちに難しいのが潜んでいる。
少し斜度が緩くなってから山の裾を見ながらガンガン滑る。
完全に逝ってしまった。
尾根沿いに出てから握手しあったり、大きな声を上げたり…。
感動だった。
こんなスケールってあるのだろうか?
感動で涙が出てきそうに…。
この斜面、言葉に出来ません。
乾杯しながら滑った斜面を見上げる。
もう「凄い」としか…。
ブルーラインのゲート閉鎖の時間もあるので先を急いだ。
歩き出す前に北面にお礼をしていたら、やますきーおさんも同じタイミングで北面に手を合わせお辞儀をしていたのが印象的だった。
さてシールを付けて歩き出す。
先に行った人がまるで砂漠を歩いているかのスケール。一面の雪原。
更に稜線へ出るために板を担いで登るさまは日本ではないような感じがした。
稜線へ出て滑り出すとそこに待っていたのはまたも西日でキラキラ光る日本海と飛島だった。ここからは日本海へ向かって滑り込む。
この開放感。鳥海って、スキーってこんなにまで自分を狂わすのか…。良かった。
最後は大平山荘付近へ出てしまい藪こぎしながらの下山。
汗まみれになりながらも凄い充実感。
ブルーラインを秋田側に下り鶴泉荘にて滑った北面を眺めながら汗を流した。
北面は西日を浴びてピンク色に染まりかけていた。
とても満足なひとときはシーサイドホテルに続き、日本海の波の音を聞きながら深夜まで飲んだ。
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長いレポ読んでいただきありがとうございます
気持ちが冷めないうちにとざっと記してみました。
今回一緒に行ったやまとそばさん、やますきーおさんのブログもご覧ください
GW後半は湯殿山、鳥海山の山スキーを楽しみました。
5/2の夜に宇都宮を出発。
寒河江のリバーサイドホテルにて大宴会。
唄を歌い、酒を飲み、就寝は2時過ぎ…。
5/3の天気はこれ以上ないピーカン。
風がないと暑くてたまらないぐらい。
雪解けの水が勢いよく流れている。
登り疲れて、周囲を見ると新緑と残雪のコントラストが素晴らしい。
しかし青い空が何ともキレイ。
高度を上げるとそこは…。
まだ一面銀世界。
上を見ても、下を見てもそれは感動の景色。
登り始めて2時間半、ジリジリ汗が多くなり登頂。
山頂では月山、鳥海山を見ながら乾杯
何とも言えない絶景の中へ滑り込みます。
いゃ~最高、最高
滑り終わって皆で握手をし合い、感動。
下山し滑り降りた斜面(左が湯殿山)を見ながらまた感動。
こんなの味わっていいの?ってぐらいの湯殿山でした。
しかし翌日、さらに感動の鳥海山が…。
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