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徐々にというか一気に来た。
魔物とでも呼ぶのか。
間違って幕が降りるかのような…。
今回は30km付近でその魔物にガッツリ捕まりました。
それまでは調子良かったなぁ。
気持ち的にはずっと抑えているつもり。
我慢して、我慢して、そう感じていたんだけど。
ラップを振り返ると、あとキロ数秒落としていてもよかった。
5km 20'43
10km 41'31 (20'48)
15km 1"02'53 (21'21)
20km 1"24'18 (21'25)
Half 1"28'52
25km 1"45'12 (20'55)
30km 2'07"33 (22'20)
35km 2"'32'47 (25'14)
40km 3"08'59 (36'12)
Goal 3"23'29 (14'50)
30kmまではばっちりのサブスリーペースだったのだが…。
30km手前で喉の渇きが出て
30kmのスペシャル取るのにもたつき
取るために止まり
取ったスペシャル飲んで
何故か、吐いて
腹筋と背筋がつった瞬間
次は殿筋とハムがビーーーーン
すぐにケアするべきだったがタイムが気になり無理に走る。
またつる。
その繰り返し。
それでもまだいけると思った。
力残しているんだから…。
3時間まであと38分、残り10kmぐらい
多分無理かも。。
いや、いける。
でもここからは、まるで夢の中、水中で走っている感じ。
状況は悪くなる一方。
さっきまで大汗かいていたのが、急に寒く感じる。
ヘロヘロのフラフラになってきた。
箱根駅伝の中継TVでよくフラフラの選手を見たけど、まさにあんな感じ。
ゴールを目指していたんではなく、休める場所に向かっていたんだと思う。
ラスト3km地点。
応援に来てくれたMSMCさん、掛ける声が出ない。
カルちょこさんの声も聞こえた気がする。
ヨッシーの母さんも見えた気がする。
あとは記憶なし。
ゴール後倒れた。
芝生の上で数分間。
耳鳴りと心臓の音で周りの音は全然聞こえない。
うっすら視界にバルーンが。
何だか去年と同じ絵。
そういえば去年も同じようにこの場所に倒れてたなぁ。
悪くても自己ベスト、そう思って挑んだ今年の大田原。
紙一重はこの瞬間という域にいたと思う。
タイムに関してはNothing。
でも得たものは非常に大きいね!
何が足りないかはいっぱいありすぎるけど、確実にまた走る楽しみが増えました
レース後は温泉で汗を流し、1週間ぶりのビールをグビグビ
あっという間に回復。
スペシャルにビール入れておけばよかったかな。
またそのうち挑戦します。
今度はしっかり魔物を退治してやるぞ!
悔しい思いをしっかりしてきた感じかな。
力不足を実感したレース。
これまで走ってきたレースで一番きつかった。
後ほど、詳細をアップしたいと思います。
まずは応援してくれた皆さんありがとうございました
記録 3時間23分 (ぐらい)
昨日の地元新聞に23日に開催される大田原マラソンの記事があった。
フルは男子1,684名、女子201名
10kmは男子784名、女子193名
昨年より499名増
コースが全体を通して大体フラットなのが理由なのか、
この大会はサブスリー達成率が非常に高い大会。
昨年走った感じでは、東京マラソンのようなお祭りって感じではなく、競技大会って感じがした。
制限時間4時間。
東京マラソンは7時間だから、その違いは時間からも分かる。
スピードはないものの、スタミナで押し切ってと考えれば…。
勝手に狙える位置にいると思っています。
今年は狙ってみます、3時間切り。
陸連登録しているので今年は前方からのスタートのはず。
風吹かないでくれよ~。
せっかくの日曜日は小雨。
久々に山を走る予定だが中止にし、
地元で開催されるマラソン大会の応援に行くことに。
「宇都宮マラソン」
この大会は一度エントリーしたことがあるが、
体調不良で走らず。
それっきり縁がないのか
一度もエントリーしたことがないので、コースも雰囲気もどうなのか。
近い大会なのに自分の中では全くのノーマークでした。
会場の清原工業団地には仕事でちょくちょく行ってるが、街路樹はすっかり晩秋の色。
吐く息も白く、すっかり肌寒い。
そんな中、参加者は5,200人以上も。
会場には「宇都宮餃子」や「鮎の塩焼」、名物らしい「鬼怒の船頭鍋」が食欲をさそう。
知っている人に会うかなと思い、アップ中の選手に混じって球場をジョグ。
2周、約1kmぐらい走ったら10kmのスタート時間が近付いたので集合することに。
スタート地点でimaさんと会うことが出来た。
まっちさんもいるはずだが…、見つけられない。
しかし見たことある顔も結構増えたなぁ。
10kmのスタートは短距離走のような
そんなスタートでした。
先頭はこんなスピードで走っているのか。
驚きました。
しかしランナーの多いこと。
10kmでこんなにいるのってぐらいの多さ。
先頭を見てから、最後尾について一緒に数メートル走りました。
この人達完走出来るのか?
早くもそんな息づかい。
頑張ってください!とエールを掛け、スタート付近に戻る。
しばらくすると、ハーフの1周目が帰ってきた。
「スタッ スタッ スタッ」 軽い足音。
速い。フォームもキレイだ。
間もなく10kmの先頭が通過。
おっっっ、まっちさん通過。
速っ。
ゴールまで600mぐらいの地点で応援していたが、ここの通過タイムは35分後半だったと思う。
すぐにimaさん通過。
すごく軽い感じで走り抜けていった。
多分これもいいタイムだ。
応援していると走りたい気持ちが…。
エントリーすればよかったなぁって思いながら、
特大豚まんやあんこ餅、きなこ餅、モツ煮などを食べまくってきました。
なかなか読めずにいたが
読み出したらあっという間。
ランニングの本って
フォームとか
呼吸とか
筋トレとか
自分の経験とか
そういう話の本は結構読んだけど
どうもこの本は違っていた。
ありえないようなフィクションだけど、吸い込まれるようなおもしろさ。
そして走っている感覚などの描写は実にリアル。
つらい、苦しい、もうダメって、それだけしか考えられなかったのが、
少しずつほかのことにも目がいくっていうか。
つらい、苦しい、もうダメ、でもあの電信柱まで、つらい、苦しい、今日は風がぬるいな、
もうダメ、つらい、お腹すいた、苦しい、もうダメ、
あっ、めずらしい猫がいる … みたいに。
皇居ランの時に溢れかえっていた「稲荷湯」も登場したり…。
走り出すきっかけは人それぞれ。
そう、いろんなきっかけをもった人がランナーとなり、マラソンのスタートラインに並ぶからいい。
内容はここでは書きません。
ただおもしろい本でした。