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先週末大会のあった奥久慈。

大子の地では桜がちょうど満開。

レース後の帰路にこのような場面に出会いました。



IMG_0894000.JPG





























車中からチラっと見えた情景。

すぐさまUターンし車窓からの一枚。

廃校になった小学校かな?


満開の桜に木造の校舎。



誰もいませんでしたが

歌とか声とか

そんなの聞こえてきそうな…。


そんな一期一会

しばしレースの疲れを癒されました。


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レースから時間が経つにつれ、その苦しさが達成感、喜びそして自信に繋がる大会でした。
コースの厳しさは今まで参加した中でトレイルレースでも1番かな (あの富士よりも)

自分にとって楽しいと感じていたのは第3関門過ぎまで。IMG_0787111.JPG
その後はボロボロでした。
 
結構長いレポなので気が向いたら読んでみてください。



大会は前日受付。
前夜祭も兼ねているが既に完全二日酔い。

体調がすこぶる悪いので受付済ませて宿に行こうと思ったら
あんさんやChunen-runnerさん、なべすみさんなど色んな方に
お会い出来ました。



さて今回ハコネ以来の長距離トレイル。
作戦というか目標は一応10時間切。
(単にウルトラの制限時間を目安に設定)
関門毎を2時間半で通過すればいいかなって感じでした。
 
思っていた以上にロードが多いせいか何だか序盤から調子が狂いまくり。
森の中の薫りを楽しんだかと思うとすぐにトレイル終了しまたロードが続く。
このロード・トレイルの繰り返しで筋肉の切り替えが多かったせいか相当効きました。
 
竜神ダム~武生山~高崎山~白木山~男体山~篭岩
 
階段・岩場・沢など自然豊かなコースを堪能。
個人的には好きだなぁ、岩よじ登ったりするコース。
 
大げさだがしっかり三点確保し岩を楽しんだり、鎖の懸かった急斜面では周りのランナーと大笑い。
 
 
DSC00370333.JPG




DSC00381333.JPG


















 
そんな和気藹々とした感じもレース中盤になるにつれてランナーもバラけ、周りに人がいなくなりちょっと寂しい感じ。
 
分岐を過ぎ折り返しのロードでは完全一人での数キロ。
レース標識らしいものも見あたらないし人もいないし、もしかしてコースアウトか?という不安が。
で、引き返しました1キロ近く。
 
5分ぐらい走ったら後続ランナーがいるでは。
あ~よかった。


IMG_08009191.JPG







第2関門ではすごい応援。
 
嬉しいです。









IMG_0848333.JPG


IMG_0829333.JPG













 
またもトレイルとロードを繰り返し。
 
ハイドレーションの水も少なくなってきたので補給しないと思っていると
「飲料水です、ご自由に」と水が流れているでは。
絶好のタイミングで1リットル補給。

 
IMG_0850333.JPG 
























 
顔も洗って気持ちよく次のトレイルに入るとガーーーン。

遂にきました。
大腿四頭筋がカチカチに。

ハリ天さんに教えていただいた安全ピンで応急手当。

チクチクっと軽く。
おォォ~、ホントに回復するでは。
 
ここからは用意していた岩塩を多めに摂取。
何だか海で溺れているかのような味。
 

IMGP13133193.JPG














 
脚は徐々に回復し東金砂山神社の階段。
階段は普通に登れないんです、一段抜きじゃないとテンポ悪くて…。
 
疲れていても一段抜き。
 
結構しんどい階段が3セット。
ようやく辿り着いたてっぺんでガラガラを鳴らしパンパン。

しっかり完走祈願。
 
ここから長い林道。
疲れがドっっっと出ました。
 
野辺山ウルトラのようなダラダラの林道。
砂利道なので足の裏が痛いこと。
 
林道を抜け精神的にも疲れが出てきた第3関門。



IMG_08601212.JPG


bf5ba181.JPG














思いもよらぬ妻の応援、そしてスタッフ大声援、さらに「30位だよ」って掛け声。
ちょっとやる気が出ました。
 
何?今30位って聞こえたけど、俺そんなに速いの?
 
ここからが本当のスタートだと言い聞かせ、両脚と頭から水をかぶり登り始める。
 
 
最後のエイド。
スタッフと話をしていると
女性トップ2名は1時間以上前に通過しているとのこと。
前半一緒だったが何か違うオーラの二人だった。
 
ハイドレーションに最後の補給。
お守りとしてザックに入れていたバナナを食し気合い十分。

本日2度目の高崎山、白木山。
ここでペースアップしたせいかその後が…。
 
第1関門だった分岐を北上する下りでまたも四頭筋が。
今度は脹ら脛とハムまでカチカチに。
 
安全ピンでのチクチクも徐々に効き目が薄れてきたのが分かる。

足の爪のあたりにも痛みが出て下れない。
この辺が一番しんどかったかな。
 IMGP13133184.JPG


 
下りで転んで痙る。
それを数回繰り返す。
なかなか前に進めないでいると後続に抜かれる。
 
自分の中ではすぐに滝があってゴールのイメージが…、遠い。
滝の音が待ち遠しいが全然聞こえない。
 
月寄山手前の小ピークの登りで完全に心が折れかかった。
後ろから追ってくるランナーの音が気になる。
 
登り切ってロッキーのように大声を上げると、

「頑張ってください!」

何とスタッフがいるでは。
こんなところに居てくれるんだぁ。

お陰で元気になりましたよ。
 
最後の登り、月居山を登り切って後は下り。
待ちに待った袋田の滝の音も聞こえてきた。

しかしここでも下りが全くダメ。
脚が言うことを聞いてくれずカチカチ。

 
何とか階段を下りロードへ出ると何とすんごい応援。
この上ないヘロヘロなので上手く手を振れない。
 IMG_08821414.JPG















最後は知らない人がずっと併走してくれました。
なんとその人はサンダルなのに自分より速い。
そのサンダルのおばさんに引っ張られ

Finish!

 
DSC00363333.JPG



























 
疲れて声が出ない。
でも達成感いっぱい。
 
ゴール後にドッッッと疲れが出ました。

 
記録は 9時間49分41秒 50秒 (手持時計)
順位は 多分30位以内かな 31位

リザルト

疲れました、非常に…。
1f50bd0b.JPG
思った以上の難コース
(最近どのレースもそう思う)

途中からは脚のケイレンが何度も。

多分完走率は低いのでは。



桜が満開でキレイな景色

タフなコース

十分苦しみ楽しませて頂きました。



何度もぶっ転びながら

目標の9時間台で無事完走


詳細は後ほど

明日は 「 OSJ奥久慈トレイル50K 」


作戦は何も考えていません。

IMG_0701000.JPG



制限時間が14時間なので10時間ぐらいを目指して

春の奥久慈を満喫してきます。



IMG_0703000.JPG















そういえば3月の月間走行距離は自己最高の476km。

これだけ走り込んでも体重は変わりません

ただキレが戻ってきたかな。




今週は花見や歓迎会でやや飲み過ぎだったけど

からだの充電もばっちり




ここ数ヶ月意識してきた 「<気>ランニング」

これをこの大会で意識し走ってきます。





何か同じコース走っているのもつまらないので

新たなコースを開拓



川や山

起伏あるおもしろいコースを




市内なのに結構いいコースがあるでは

嬉しくなっちゃうぐらいのトレイルがあったり、古墳があったり

心拍がバクバクする起伏も新たに発見。



そんな中一番のサプライズ

あまりにもキレイで汗引くまでうっとり


DSC00203000.JPG





























圧倒される数のスイセン

桜もこれまたいい感じ



春だね~



足を止め

しばらく癒されました


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