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レースから時間が経つにつれ、その苦しさが達成感、喜びそして自信に繋がる大会でした。
コースの厳しさは今まで参加した中でトレイルレースでも1番かな (あの富士よりも)
その後はボロボロでした。
結構長いレポなので気が向いたら読んでみてください。
大会は前日受付。
前夜祭も兼ねているが既に完全二日酔い。
体調がすこぶる悪いので受付済ませて宿に行こうと思ったら
あんさんやChunen-runnerさん、なべすみさんなど色んな方に
お会い出来ました。
さて今回ハコネ以来の長距離トレイル。
作戦というか目標は一応10時間切。
(単にウルトラの制限時間を目安に設定)
関門毎を2時間半で通過すればいいかなって感じでした。
思っていた以上にロードが多いせいか何だか序盤から調子が狂いまくり。
森の中の薫りを楽しんだかと思うとすぐにトレイル終了しまたロードが続く。
このロード・トレイルの繰り返しで筋肉の切り替えが多かったせいか相当効きました。
竜神ダム~武生山~高崎山~白木山~男体山~篭岩
階段・岩場・沢など自然豊かなコースを堪能。
個人的には好きだなぁ、岩よじ登ったりするコース。
大げさだがしっかり三点確保し岩を楽しんだり、鎖の懸かった急斜面では周りのランナーと大笑い。
そんな和気藹々とした感じもレース中盤になるにつれてランナーもバラけ、周りに人がいなくなりちょっと寂しい感じ。
分岐を過ぎ折り返しのロードでは完全一人での数キロ。
レース標識らしいものも見あたらないし人もいないし、もしかしてコースアウトか?という不安が。
で、引き返しました1キロ近く。
またもトレイルとロードを繰り返し。
ハイドレーションの水も少なくなってきたので補給しないと思っていると
「飲料水です、ご自由に」と水が流れているでは。
絶好のタイミングで1リットル補給。
「飲料水です、ご自由に」と水が流れているでは。
絶好のタイミングで1リットル補給。
顔も洗って気持ちよく次のトレイルに入るとガーーーン。
遂にきました。
大腿四頭筋がカチカチに。
ハリ天さんに教えていただいた安全ピンで応急手当。
チクチクっと軽く。
おォォ~、ホントに回復するでは。
ここからは用意していた岩塩を多めに摂取。
何だか海で溺れているかのような味。
脚は徐々に回復し東金砂山神社の階段。
階段は普通に登れないんです、一段抜きじゃないとテンポ悪くて…。
疲れていても一段抜き。
結構しんどい階段が3セット。
ようやく辿り着いたてっぺんでガラガラを鳴らしパンパン。
しっかり完走祈願。
ここから長い林道。
疲れがドっっっと出ました。
野辺山ウルトラのようなダラダラの林道。
砂利道なので足の裏が痛いこと。
ちょっとやる気が出ました。
何?今30位って聞こえたけど、俺そんなに速いの?
ここからが本当のスタートだと言い聞かせ、両脚と頭から水をかぶり登り始める。
最後のエイド。
スタッフと話をしていると
女性トップ2名は1時間以上前に通過しているとのこと。
女性トップ2名は1時間以上前に通過しているとのこと。
前半一緒だったが何か違うオーラの二人だった。
ハイドレーションに最後の補給。
お守りとしてザックに入れていたバナナを食し気合い十分。
本日2度目の高崎山、白木山。
ここでペースアップしたせいかその後が…。
第1関門だった分岐を北上する下りでまたも四頭筋が。
今度は脹ら脛とハムまでカチカチに。
今度は脹ら脛とハムまでカチカチに。
安全ピンでのチクチクも徐々に効き目が薄れてきたのが分かる。
足の爪のあたりにも痛みが出て下れない。
この辺が一番しんどかったかな。
下りで転んで痙る。
それを数回繰り返す。
それを数回繰り返す。
なかなか前に進めないでいると後続に抜かれる。
自分の中ではすぐに滝があってゴールのイメージが…、遠い。
滝の音が待ち遠しいが全然聞こえない。
月寄山手前の小ピークの登りで完全に心が折れかかった。
後ろから追ってくるランナーの音が気になる。
登り切ってロッキーのように大声を上げると、
「頑張ってください!」
何とスタッフがいるでは。
こんなところに居てくれるんだぁ。
お陰で元気になりましたよ。
「頑張ってください!」
何とスタッフがいるでは。
こんなところに居てくれるんだぁ。
お陰で元気になりましたよ。
最後の登り、月居山を登り切って後は下り。
待ちに待った袋田の滝の音も聞こえてきた。
しかしここでも下りが全くダメ。
脚が言うことを聞いてくれずカチカチ。
何とか階段を下りロードへ出ると何とすんごい応援。
この上ないヘロヘロなので上手く手を振れない。
最後は知らない人がずっと併走してくれました。
なんとその人はサンダルなのに自分より速い。
そのサンダルのおばさんに引っ張られ
Finish!
Finish!
疲れて声が出ない。
でも達成感いっぱい。
ゴール後にドッッッと疲れが出ました。