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あ~、カメラ持ってないや…。

と思ったときにスマホで撮った写真達です。

案外よく撮れているじゃん、と自画自賛を数枚だだーん。

庭の一コマだったり、奥日光だたり、那須だったり、色々です。

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バッテリーの減りが難点ですが、緊急のパチリにしてはいいんじゃない♪

はい、あくまでも自画自賛でした。


 
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NFY(日光ファミリーやっつけよう!)

奥日光の男体山、女峰山、小真名子山、大真名子山、太郎山、山王帽子山を ばにらさんと走ってきました。

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夏の山はいいね~。

登頂した山々は2000m超の山ばかりだったので、涼しくて気持ち良かったです。

まだ暗い3時過ぎに男体山から攻め始め、

男体山山頂でこれから向かう、女峰山の先からのご来光を眺む。

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女峰山に登る途中では小真名子山、大真名子山も姿を現しました。

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女峰山山頂手前の急なガレ場。

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女峰山山頂から見るダイナミックな展望はやはり最高♪
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小真名子山への登り返しがまたおもしろい。

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この日一番苦しかった太郎山。

お花畑ではまだ気持ち良かったんですが、山頂では目の前が真っ暗になるほどバテました。

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フキの種類の黄色の花「マルバダケブキ」があちこちに咲いていました。

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山王帽子山から気持ちいいトレイルを一気に下り、

切込湖・刈込湖トレイルに入った頃、雨が降ってきました。

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日光湯元まで来たときは土砂降り状態。

疲れもピークだったので予定いていた白根山は今度の課題としました。

レース関係なく自然を感じて走る、こういうトレランは最高ですね。

 
富士には使い古したロードシューズでいつも参加していますが、大体1回で墓場行きとなります。

2008年使用のアシックススカイセンサー

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今回はアディゼロMANAで走ってみました。
たまたま2008年のスカイセンサーと同じ青色です。

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ソールは磨り減っていますが、もう1回ぐらいいけそうな感じじゃないですか。
実は昨年の大会もこのアディゼロNAMAで富士を走っています。
しかも今年の試走も1回。
全部で富士山頂を3度も登っているシューズなのだ。

コストパフォーマンスを考えるとアディゼロはいいですね。
確か3,990円で購入したと記憶しています。

 
今年も「大人の夏の甲子園『富士登山競走』」に参加してきました。
早いもので今回で2008年からの5年連続参加です。

今年はレース前に相次ぐ体調不良と故障で、果たして走れるのだろうかと不安いっぱいでした。
目標は完走!この先に繋ぐように何としてでも時間内に山頂に着きたい。
これが今年の正直な気持ちでした。

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(富士登山競走部@栃木のみんなで気合い入れ)
 
どんなレースでも苦しい気持ちは何度か和らいだりしてきたが、今回は終始苦しかった。
心拍数は160以上いかないようにと思っていたが、馬返しまでのロード部分で170近くまで上がっているでは。なのに全然スピードが出ない。後方スタートのランナーに次々と抜かれ、ロード部分でついに走れなくなり歩きを入れる。
頭を上げれず、前を向けない。地面に落ちる滝汗を見ながら展開。
馬返しからも巻き返しが出来ず、ほぼ全歩き状態。
 
そんな中6合目手前でYAMAYAさんの大声が聞こえてきた。「○※△…!」「…△□△!!」
よく聞き取れなかったが、凄いパワーだった。おかげで気持ちが戻ってきた。
そしてハリマネ応援隊、ぴれきち監督、Junkoさん、妻達に声援を受けてスイッチONの予定が全然力が入らない。
これからが本チャンなのに…。正直「これからか…↓」というような気持ちだった。
猫だるまさんにも応援していただき、後ろから押していただいたがいつになく足が重い。

「DMJ頑張れ~!」
「ド笑むジャパン頑張れ~!」
このような応援をいっぱいいただきました。本当ありがたかったです。

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(六合目、ハリマネさん写真ありがとうございます)

序盤からの滝汗でこれまた予想していた痙攣がふくらはぎ、ハム、四頭筋、腹筋、背筋と実に見事に下から上にやってきた。
何度も止まってチクチク対処。
漆黒ランチさんにかわされ、追いつこうと必死だったが、まるでだめ。

8号目手前にいた突貫さん発見!
頂いたコーラも美味かったが、ここに突貫さんがいてくれるということが凄く嬉しかった。
 
調子いいときに頭の中で鳴るジャンボ鶴田のテーマやAKBの曲も鳴りやしない。
自分の心拍数と呼吸音でいっぱいいっぱい。
相変わらずの滝汗に加えよだれと鼻水がシューズにダーラダラ。
 
2度の現地試走で高所順応はしているものの、イライラするぐらいのヘボい動きだ。
 
ゴール手前でよっちマンさんの声が聞こえた。
嗚呼、山頂だ~。これで解放される。

ゴール後、苦しさから解放されゴールで待っていたのは、ななな、何と!
一緒にトレーニングをしていた原始人さんが総合6位入賞という知らせだ。
疲れも一気に回復した感じだった。
しかもタイムは2’56というでは!思わず抱き合って喜んだ!嬉しかったな~。
やってくれるとは思っていたが6位とは!
 
山頂では馴染みの顔ぶれが大勢。
みんな速いなぁ。
乙女塾からの冷たいコーラとキュウリで更に回復。まつださん、いつもありがとうございます♪
 
1”03’43(馬返し) 
1”57’52(五合目)
3”22’59(八合目)
3”51’23( 山頂 )

 
ゴール後、完走出来て良かった、しかもサブ4のおまけ付きだ!
と、思っていたけど、時間が経つにつれて充実感ではなく、悔しさが大きくなってきています。
今となっては「タラ、レバ」だらけですが、レースを迎えるにあたっての反省点や課題に気付きました。
そしてこれからは弱い自分に負けないように、ちょっとだけ気持ちを入れ替えようと思いました。
 
やはりここには、過酷にも挑む価値がある。
「大人の夏の甲子園」何歳になっても挑み続けたいと思います。

妻が6合目で撮影した写真をこちらにアップしましたので、どうぞご覧ください。

 
UTMFが終わってあっという間に1週間。
自分の中でこの大会の大きさが更に大きく膨れあがっています。

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「頑張らないことを頑張る」DMJ6号のアドバイス通り
前半は抑えて抑えて。

レース前にドカ食いしたせいで、お腹はパンパン。
しかもそれがシェイクされたせいかゲーリー。
かえってスピード抑えられて良かったのかも。

しかし楽しかったなぁ。
杓子山からみた黄昏時の富士山や街の夜景。
そして太郎坊で見た満天の星空。

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寒い山の中でコース誘導してくれたスタッフの方々、
特に太郎坊での大きな声援での出迎えは嬉しかったです。

そして各エイドでサポートしてくれた妻やぴれきちハルミさん。
ありがとうございました。

遅かったのでチームハスミンとはゴールでまでお会い出来ず…。


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STYスタート地点の「こどもの国」では
DMJ8号、10号、ドンマイJapanのコバさんが応援に来てくれていました。

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ここまでは、脚も元気も100%ってぐらい残っていていたんですが、
夜が明け、木々の呼吸し出した香りがしてきた頃、
どういう訳かスイッチが入ってしまいました。

今思うと、ここから西富士中学校まで気持ちよく走ってしまったことがこのレースの間違いだったのかなと思います。

西富士中学には予定時間より50分も前に到着。
休憩していると四頭筋あたりが張ってきたことが感じられた。

ここでは以前の職場の上司がわざわざ応援に来てくれるというサプライズもあり
すごくテンションが上がりました。

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ここからがこのレースの本番!
天子山塊に入った頃、ここまで抑えていた気持ちを解放しテンションはMAX状態に。

登りも抑えることなくバンバン登り、前のランナーを結構抜いて調子に乗っていた頃、
突如頭がぼーっとなり、そこから一気におかしくなりました。

四頭筋に痛みが出始め、体全体から気が抜けたような、もう登ることが出来ない変なだるさ。
何度も休み、コース脇で腰を下ろし呆然状態。

やっとの思いで毛無山到着したころは限界かなと感じました。
後から追いついてきたぴれきちアッキーさんと挨拶をした後、20分ぐらい他のハイカーとおしゃべり。
何とか正気になり下山。

本栖湖まで行くと何とかなる。
下りの一歩一歩で痛む脚。くっそー。

本栖湖が見えてきた頃、山の中で応援していたOSJのタッキーさんからDMJ4号が総合6位でゴールとの情報を聞いた。
一気に視界が広がったように感じました。
テンションも上がり、元気モード!

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でももうここで脚は限界。
「痛くて、痛くてのたうち回りたい」 以前UTMBの映像で見た横山さんの言葉の意味がよく分かる。
歩かないで前に進む方法はないのか?
真剣にそんなおかしなことを考え出した(笑)

本栖湖到着。
ここではたっぷり過ぎるほどの補給を頂きました。
特にカレーは美味しかった。

ここまでも苦しかったが、ここからはもっときつかった。
鳴沢氷穴までは脚が痛くて全然走れず。

痛さなのか、疲れなのか、変な見間違いをするようになってきた。
幻覚っていうのだろうか…。
何とかやっとの思いで鳴沢氷穴到着。
もう真っ暗だ。

ここでマッサージをしてもらった。
これがすごく良く、5分ぐらいの短時間だったが脚が動くようになった。

あと16km。
自分の中でここが地獄の16kmだった。
まるで自分が試されているかのような  「You vs You」

「動物ならやめるでしょう、私たち人間には精神があります。だから走るんです」
故ウェルナー・シュバイツァーの言葉がよく分かる気がしました。

同じところを何度も回っているのでは?
先に進んでいるのか?
ゼイゼイ、ハアハア。喘息のような症状も出てきた。
元気のいいSTYの選手に抜かれる度に、UTMFに挑戦している自分は間違いなのかと思ったり。

マイナスなことを考え出すと一気に弱くなる。
これが最大のボスキャラ、弱い自分自身なのだ。
この弱い自身に勝たないと!

絶対に行ける!仲間のため、家族のため!行くぞ~!
何度もエンジンをかけ直し、ようやく長いトレイルが終了したとき何かが変わった。

あんなに痛かった脚なのに走ることが出来る。
おかしい。
最後のボスキャラに勝ったのか?

今までどうしても動かなかった脚がゆっくり動くようになり
ゴールに向かって走り始めると
暗い中に 「さんぽさん!」 という声が聞こえた。

よく見るとハルク隊長だ。
体調不良でリタイアしたとは聞いていたが、こんなところで応援してくれるとは。
涙が出そうになった。

行くぞ~!
気持ちにもスイッチが入った頃また 「さんぽさん!」と大きな声が。

え?
今度はけいたもさんだ!
ここに来て大きなサプライズには感激。
ゴールまで併走してくれ、ゴール付近までいくと更におおきな声援が!

嬉しかったなぁ。
もう何だか英雄にでもなったかのような出迎えだ。

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ゴールでは鏑木さんが待っててくれるという最高のシチュエーション。
今まで苦しかったことや痛かったことなど全部吹っ飛んだ瞬間だった。
100マイルのゴールってこんなんだ。

なんて表現したらいいのか分からない。
ただ、この舞台を作ってくれたスタッフ、そしてここまで走らせてくれた仲間や妻に感謝したかった。


間もなくぴれきちアッキーさんもゴール。
度重なる体調不良の中のゴールは素晴らしいです。

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なんと、なんと!
今回のこのレース、DMJ4号の6位入賞の他、DMJ6号が9位入賞。
そしてぴれきちなおさんは10位入賞。DMJ11号が12位!

みんな恐ろしく強い。
そんな強い仲間と一緒に切磋琢磨できていることに幸せを感じました。

来年またやるのだろうか?
やるなら参加したい大会ですが、準備等が大変そうなので2~4年に1回の開催でもいいのでは。
それぐらい満足いく素晴らしい大会だと思います。

妻が撮影した写真はこちらへアップしました。
時間があったらご覧ください。http://photoget.jp/sys/PhotoRoom/PhotoRoom.aspx?rid=GGDHLKJM

 
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